歌で洋楽が聞き取れるようになる




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私が洋楽を聞きとるために、勉強した方法の中に歌&音読があります。


私がしていた勉強をシンプルにまとめると、

①洋楽の歌詞を和訳

②それを聞く
③それを歌う&音読
④は②と③の繰り返し

+発音練習



いつも洋楽の歌詞をコピーして、大学に行くカバンの中に入れて持って行ってヘッドフォンから流れる洋楽に合わせて歌詞を目で追っていたり、音読したりしていました。

家では音読とカラオケ 

歌&音読が、なぜ晴らしい勉強方法なのかという理由です。

英語の上達方法をコーチする“英語本”は、なぜ音読にこだわることが多いのだろう。



1)
大脳の中には言語中枢があり、ふたつに分かれている。「ヴェルニッケ中枢」は、言語を受け身的に理解することを担当している。「ブローカ中枢」は、言語を能動的に使うことを担当している。
(2)
目から入った情報はヴェルニッケ中枢に送られて理解される。それを口に出して音声化しようとすると、情報はブローカ中枢に伝えられる。発せられた音声を自分の耳で聞き、再びヴェルニッケ中枢でその成否を理解する。
(3)
言語能力を蓄積していくには、この2つの中枢の連携を活性化させる必要がある。
(4)
2つの中枢間でinteraction(相互関連)を頻繁に引き起こしていけば、知識が肉体化され、受け身の知識だけでなく、能動的に使える知識となって身につく。これを知識の「内在化(internalize)」という。
(5)
母語を習得する場合は、この機能が無意識に働く。しかし、外国語を学ぶ時は、意識的にこの循環が行なわれる環境を作る必要がある。
 こうして、「ヴェルニッケ中枢」と「ブローカ中枢」を共に刺激する「音読」が、かけがえのない学習法であることが明らかになるのである。

(日経ビジネスオンライン 第2回 すべての本が音読を勧めるのはなぜか?
~秘密は「ヴェルニッケ中枢」と「ブローカ中枢」の連携により)


また これに加えて英語を意味的に理解する 英語の言語中枢を作る=言語の音は空気の振動 日本語と英語では振動が違う この違いを頭の中で意味的に理解するようにしていくのが英語の言語中枢�音読で簡単に言語中枢がつくれる
音読は英語が聞こえて脳が意味を理解したり 話したりする言語中枢に関わる様々な機能を効率的に鍛えてくれる
英語脳をつくる過程
英語が聞こえるとは 耳が英語の音をキャッチして脳で音の意味を理解する。そして次に自分の脳で考えたことを言葉に出す
音 耳 脳 声 耳 脳 と繰り返す。この繰り返しが英語をマスターするループ。音読はこのループを利用した勉強方法なので 音読とは人が言語を獲得するうえで一番効率の良い鍛えかた。
音読方法
EJ を聴く→聞いたところを音読
この繰り返し


リスニングは音の暗記

最近 気付いたのですが,英語をリスニングするとき 自分が音読でかるスピードと同じ速さの英文を聞き取れるのですが 自分がスラスラ音読できない英文は なかなか聞き取れないと思います。例えば Eminem - Love the way you lieの3ヴァース目は 初めて聞いたとき 聞き取れない箇所があり 何回聞いてもよくわからなかったので 何度も曲に合わせて口ずさんだり 音読して それをまた聞くというのを繰り返したら 何を言ってるのか聞き取れるようになってきました。これは何度も歌詞を暗記したということでもありますが このことにより得られるもっと重要なことは音を暗記したということだと思います。リスニングのできは英語の知ってる音がどれだけあるかで決まるので 好きな曲に出会ったら歌詞を暗記するくらいまで聞き込むことが大事です。音として暗記。歌詞を覚えて 歌詞も何も見ずに歌詞が頭の中に浮かんでくるくらい歌詞を暗記した曲を増やしていくと だんだん聞き取れるようになってきます。頭の中に浮かぶということは 頭の中で英語の音
がなってるという意味 英語をリーディングしてる時も頭に英語が鳴っているらしいてます 頭に歌詞が浮かぶということはその英語の音を覚え始めてるのだと思います。

ところで、音読は、米国では必ずしも最良の学習法とは考えられていないようである。ひとりで行なう音読は、誤った発音を強化する危険性があるし、人間同士のコミュニケーションに比べると閉鎖的で、発展性のない学習法だからというのがその理由のようである(そもそも米国には生の英語が満ち満ちている)。しかし、最近はCDなどにより正しい発音を確認できるし、音読にはひとりで計画的に学習を進められる利点もある。

 

歌を歌ってバイブルを実践しよう

 私はリスニングが340点のときにこの本に出合い、それをきっかけに480点まで点数を上げることができました。実際に『英語耳』で練習した期間は1カ月程度しかありませんでしたが、それはより実践的な内容の『英語耳ドリル』での練習に移行したためです。
 『英語耳ドリル』は、『英語耳』で得た知識を実践的に練習するための素材を提供してくれる本です。
 冒頭でお話ししたように、リスニングの練習は、短い学習素材を繰り返し聞いて発音練習をすることによって行います。しかし、発音を学んだばかりの学習者にとって、世の多くの素材は速度が速すぎ、学習に適していません。1つ1つの音を丁寧に練習するための適切な素材がなければ、効果的な練習はできません。
 『英語耳ドリル』には学習素材として、スローなバラードが5曲収録されています。すべて名曲ばかりで、最高の素材です。
 特に1曲目の「Fly me to the moon」はとてもゆっくり発音され、『英語耳』で身に付けた1つ1つの発音が非常に良く分かるようになっています。
 歌で練習すること自体、味もそっけもない素材で練習することに比べて楽しいものだと思います。『英語耳』の内容は非常に重要で、必ず身に付けるべき知識と発音が含まれていますが、付属のCDでの練習は比較的楽しくありません。最低限繰り返したら、英語学習のモチベーションが尽きてしまう前に、さっさと『英語耳ドリル』の歌の練習に移りましょう。
 まずは1曲を徹底的に繰り返し聞き、一緒に歌い、また聞くことを繰り返します。私は100回以上繰り返しました。
 1曲に飽きてきたら、別の曲でも練習してみましょう。ほかのお気に入りの洋楽があれば、モチベーションの維持に役立つ場合はそちらで練習してもかまいませんが、1曲目は「Fly me to the moon」を利用することをお勧めします。本にすべての歌詞の発音記号が載っていて、1曲目は発音記号を参照しながら練習すべきだと思うからです。
 自分のお気に入りの曲を練習に利用する場合は、バラードなどテンポのゆっくりしたものを選択してください。ロックなどテンポが速い曲は、この段階での練習には向いていないと思います。



あとは繰り返し音読 歌うだけです。




毎日続ける

結論的に言うと、《英語で考える+音読》エキササイズは、「ヴェルニッケ中枢」と「ブローカ中枢」を共に刺激する「音読」練習の極致と言える(これらの用語については第2回 すべての本が音読を勧めるのはなぜか?参照)。あえて私がこれを「究極の英語学習法」と名づけたゆえんである。  さあ、あなたも2つの言語中枢をヒートアップする快楽に身を任せてほしい。再び言おう。素読以来の日本の伝統芸を、ぜひ英語学習にも活かしてほしいのである。  次回は、「英語教育60年の辿ったまわり道」と題して、日本の英語教育史の盲点の部分に光を当てたいと思っている。どうかご期待いただきたい。


「口真似」がもたらす想像以上の効果

 私の場合は、お恥ずかしい限りだがきちんとした英語学習ではなく、中学生時代のアマチュア無線と高校時代以降のバンド活動を通じての「英語の口真似」が、結果的にリスニング能力を高めてくれたようだ。

 海外のアマチュア無線家との会話というのは、実際のところ、決まり文句の組み合わせでほとんど終わってしまう。それでも最初のうちは、どう口に出せばよいか分からないので、基本的に、相手の発音と語り口の真似を繰り返すことになる。これは、耳慣らし・口慣らし両面で効果があった。

 さらにしばらくしてから、当初はロック系、その後はR&B系のバンドで歌うようになった。昔のことなので、オリジナルではなく洋楽のコピーだ。ディープパープルのハイウェイスターを歌うには、相当なスピードで英語の歌詞をシャウトすることになる。

 オーティスレディングをコピーして歌うと、(文法的にはかなり崩れた表現のものも多々あるが)節回しの中で、英語独特のリズム感が少しずつ身についてくる。こうやって、歌う方から入っていくと、そのうち、少しずつ聞き取る能力も上がっていったような気がする。

 最近は、シャドーイングと称して、ネイティブの語り口を真似ていく学習法が紹介されるようになっている。これも実は同様の考え方で、口に出すことを習慣づけ、それを通じて、聞く力の向上にもつながる、という観点があるようだ。

 今回ご紹介した話は、英語ではなく日本語で論理力を鍛えて、一石二鳥を狙う、とか、趣味を通じて、口真似から入ってリスニング能力も高める、といった具合で、「英語学習」を狭くとらえる向きからは、ひんしゅくを買うかもしれない。ただ、あまりがちがちに構えず、周辺から攻めることも考えた方が、効果も上がるし、何より楽しく学べるのではなかろうか。

 語学教育の専門家ではない立場から、3回も偉そうなことを書き続けてしまったが、「典型的日本人」である読者の方々にとって、何か少しでもご参考になることがあれば、幸いです。1人でも多く、海外で英語で戦えるビジネスパーソンが増えることを願って。

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