洋楽で勉強する意義

☆洋楽で勉強するメリット
 
 まず私のようなバカ大学出身の学生は教科書で英語を勉強するのは不可能。
 勉強が苦手な人が机の上で勉強するのは難しいです。
 もし教科書や参考書で勉強できたらまともな大学に受かっているはずです。
 やはり私のように勉強が苦手な人たちには勉強ではなく好きなことで英語を覚える必要があります。
 (もちろん、勉強できる方にも有効な方法です)
 洋楽でしたら座って机の上で勉強せず、通勤や歩きながら勉強できます。
 また洋楽ではリスニングはもちろん単語も文法を学べます。
 各曲から使える文法・単語をまとめてリストにしておりますので別ページで見てください。
  今にしてみれば、学校の授業や受験で覚えた英語よりそれ以外の時間に覚えた英語の方が、
  洋楽を聞いたり、外国人クライアントとのコミュニケーションにおいては役に立っているように感じます。

☆歌詞を丸暗記するメリット

 サビを中心に覚える
 最初はサビを中心に洋楽を覚え、聞くのがいいです。
 洋楽を一曲まるまる単語を調べ暗記するは理想ですが、最初はきついと思いますし、
 ヒップホップの場合は最初からVerse(サビ部分じゃない一番とか二番)の速いラップ部分を
 聞き取るのは難しいと思います。サビ(コーラス・フック)ならスピードも速くないし、一曲の中に何度も流れる
 曲の顔みたいなもんだと思うんで、暗記しやすいと思います。実際TOEICで使える単語・文法も
 多く覚えられます。私自身、サビを中心に覚えて、何百曲ものサビを暗記しています。
 その中で覚えた単語や文法、言い回しで現在の英語力を身に着けました。


自分の好きなメロディーとともに英語を覚える
一度内容を理解してしまえば、糸をたぐりよせるようにして記憶したり、思い出すことが可能です
自分の好きだった曲を聞くと、その曲を聞いていたころの時代や雰囲気を思い出すように、英語を思い出すようにすればよい。なので、参考書にかいてある訳のわからない例文を覚えるより効果的です。しかも、曲には主旋律、メロディーと呼ばれる音のアップダウンがあり、歌詞というものはこのメロディーにジャストフィットするように作られているので、このメロディーを覚えてしまえば、覚えたセンテンスが間違っているとメロディーにフィットしないので、「なんか違うぞ」ということに嫌でも気が付くことになります

音楽には時間軸がある
音楽は、リズムに合わせて進んで行くという不思議な特性を持っているので、タイミングよく歌詞を並べて行かないと、音楽として成立しません。実は会話も同じで、テンポよく受け答えしていかないと会話は成立しにくくなります。音楽に合わせて歌う行為は、この英語の時間軸、英語のリズム感に慣れるという意味でも効果があります。そして、日本語という言語は世界に数ある言語の中でもなかなかモノトーンな言語に分類され、リズムという概念自体があまりないように思うのですが、英語ではこのリズム感がなかなか重要です。そういう意味でも、音楽のリズムに便乗して英語のリズムを脊髄の奥に刻み込んでしまうと良いのではないかと思います。

耳が鍛えられて発音の練習になる
好きな曲を『同じフレーズを何度も聞く」ことで耳を鍛え、「何度もそのフレーズを真似して歌ってみる」ことで英語の発音に必要な筋肉をつけていくことができます
日本語と英語は「音」の違う言語なので、普通の生活をしている日本人には、英語を話すために必要な顔や舌の筋肉が絶対的に足りません。英語らしい発音を心がけ、英語の正しい発音と自分の発音との違いに耳を傾け、自分の耳を発達させ、顔の筋肉を鍛え、舌の動かし方を体得していくことでしか発音は上手くならないものです。しかし、何もない状態で部屋で一人で発音の練習をするのは何かの拷問ではないか...と思うくらい退屈な行為なので(それはそれである程度は僕もやっていましたが)、その代替策として曲を覚えて行くという手法を取りましょう。歌のお手本があると、何度も繰り返しやってみることがさほど苦痛ではない環境を作り出すことができます。

歌詞は芸術
歌詞というものは多くの場合、言葉にこだわりを持ったアーティストが命を削るような思いで書き綴っている作品です。Neyo,Keri Hilsonなどのソングライターが生み出した素晴らしい歌詞、ラッパーがフリースタイルで生み出す素晴らしいライムはすべて芸術です。

曲の雰囲気や文脈から、言葉それぞれの持つ温度感やニュアンスなどを感じるには、歌詞に使われている言葉は最高の教材です。そして、世界的に有名な曲は、多くの人がその曲の歌詞の一部なり、メロディーなり、リズムなり、歌手の外見なりに何かしらの良さを感じるというフィルターをすでに通過しています。

曲の選び方
では、どんな曲の歌詞を覚えるのがよいのか? という疑問が出てくると思いますが、やはり、私が考えるのは、単純に自分の好きな曲。それがPOPだろうとRockだろうと、HIPHOP,R&Bだろうと、なんでも構わないと思います。ただし、あんまり早すぎるラップやレゲェはお勧めしないですが.....
特に最初の段階では「世界的に有名な曲」は外さない方がいいかと思います。歌詞の内容が分かりやすく、はっきりと歌詞が聞き取れる歌い方をするアーティストの曲が無難です
例えば、TwistaやBone Thugs-N-Harmonyのような高速ラップは、英語圏の人々でもわからないらしいです。ただ彼らの曲でもラップ部分ではなく、

Bone Thugs-N-Harmony - I Tried ft. Akonのような

サビ(フック・コーラス部分)や遅いラップの曲で練習するには問題ないと思います。

少なくとも最初は、意味が分かり、共感できる曲を選ぶのがBetterです。私がが最初に歌詞を覚えた英語の曲は、Nelly のDillemmaでした。この曲こそ、ラップ部分ではなく、サビ(フック・コーラス部分)を覚えました。Nellyのラップは中西部の訛りが聞き取りづらく、聞き取りやすいとこだけ暗記しました。このように英語学習は完璧主義のattitudeで臨むのではなく、テキトーな感じで入ったほうが良いです。最初はサビ(フック・コーラス部分)でも良いと思います。
英語は日本語ほど男女間の言葉の使い方に差はないのですが、それでもやはり基本的には、男の人は男性ボーカルの曲、女の人は女性ボーカルの曲をチョイスするのが良いかと思います。新しい曲を一から覚えるのも良いですが、とりあえずはよく知っている曲から取りかかるのがベターでしょう。いずれにしても、聴くと腹が立つような生理的に嫌いな曲ではなく、自分の好きな曲を選んで下さい!

 歌詞の覚え方
ど真ん中ストレートな回答をすると、これは繰り返し歌ってみるしかありません
①好きな曲を聞いて、何て言っているんだろうと思いながら聞く.......
②気になったら歌詞をみる 
③歌詞を見ながら歌う
④あとは口ずさむ歌詞を見ずに
最初は歌詞を見ながら歌ってみて、段々覚えてきたら、歌詞を見ずに歌ってみる、というのが王道です。
CDなどを聞きながら一緒に歌ってみる練習と、何もなしで歌ってみる練習の両方はやっておきたいところ。CDに合わせて歌う場合は、途中で歌詞が分からなくなっても、歌詞カードを見ずにできるだけ曲の最後まで歌い切ってください。
しかしながら、繰り返し歌っているだけでは、「曲を覚えている」というカラオケの練習的な作業以上の意味を持たなくなる可能性があります。そこで、ぜひやって頂きたいのが、分からない単語や文法を調べる。そして歌詞の横にメモる↓


覚えている歌詞のストラクチャーはそのままに、単語を入れ替えるだけで新しい文章を作れるという便宜的なものから、変な文章を見た時に文法云々の説明ではなく、なんとなくな違和感でこれは変だと気付けたりという感覚的なものまで、多岐に渡ります





続く.....書き足していきます

まず、早くからお子さまを英語に触れさせ、フォニックス(英語は必ずしも、つづりと発音に整合性がありません。ここに規則性を見出して、学習を容易にする方法)を身につけさせておくことをお勧めします。フォニックスが、スピーキングとリスニングの基礎になります。発音できない音は聞き分けられないので、初期にフォニックスを徹底して学ぶのです。



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