時差と言語の問題でコミュニケーションが不足

Cited from http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20131007/254254/?P=4

「やってられません」と世界各地で部下が言い出したら
遠方にいるチームの士気を高める



時差と言語の問題でコミュニケーションが不足

 グローバルプロジェクトの例として、情報システムの開発について考えてみましょう。グローバル企業のプロジェクトであれば、全体を管理しているチームが本社にいます。さらに世界各地の現地法人に所属しつつプロジェクトのメンバーになっている人たちがいます。
 メンバーに海外のシステム開発会社社員が加わることがあります。offshoreという言葉を聞かれたことがあるでしょうか。たとえば米国企業がシステム開発をインドの企業に委託することをoffshoreとか、offshore developmentと呼びます。沖合いで開発するということですね。
 onsiteあるいはoffsiteという言葉もあります。システム開発会社のエンジニアが客先に常駐し、お客様に直接顔を合わせて仕事をするのがonsiteです。一方、常駐せず、客先から遠く離れたシステム開発会社のオフィスで依頼された作業をこなすチームがあり、こちらをoffsiteと言います。
 グローバルプロジェクトを実施しますと、onsiteとoffsite、そしてoffshoreのチームが混在します。拠点間のコミュニケーションがうまくとれないと、モチベーションが下がる落とし穴に転落してしまうわけです。
 拠点間には時差がありますし、拠点ごとに使用する言語が異なったりします。このためコミュニケーションが通常より減ってしまい、しかもお互いの環境を理解できないために、自分の知識の範囲で相手をジャッジしてしまう危険があります。
 「自分がこんなにやっているのに、あっちの連中はちっとも分かってくれない」とか、「どうしてここまでしかやらないのか。彼らはもっとできるはずだ」などと言い出したり、思い出したりしたら

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