あなたが外国人にモテないのは、「下品」だから グローバルビジネスでの品格



海外の顧客と会うときに良い印象を与えるために、
上品に振る舞おうと努力しているつもりです。
清潔感のある髪型+安いスーツだけどキレイに着るとか

Cited from 日経ビジネス
URL http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131028/255144/?P=1

筆者がNo.2を務めていた多国籍の大手投資会社のシニアスタッフに、あらゆる人種の異性から実によくモテる男がいた。クリストファー(仮名)というオーストラリア人だった。顔はごつくて、とてもハンサムとは言えなかったが、笑顔が良く、
特に異性に対しては自然体で本当に親切な男だった。話も面白かったし、仕事も良くできて優秀だった。そしてどんなに遊んでいても、仕事の優先順位は第一で、その点は絶対ブレなかった。
また筆者がシンガポールに住んでいた時に出会った、同国在住の日本人女性プロフェッショナルのMs.(ミス)Yのモテ方も、実に素晴らしかった。インテリアデザイナーとして成功し自分の店を持っていたが、国際感覚抜群で英語も日本語同様に使いこなしていた。美人で、話が面白く、人に対して優しい気遣いがあったので、日本人のみならずシンガポールの国際社会の中でもモテモテだった。
冒頭に挙げたクリストファーやMs.Yの如く、商売や利害関係のない中、国際社会で同性からも異性からも純粋にモテるとなれば、個人間の関係が重要なグローバル社会においていろいろな大きな事が成し遂げられる。「モテる力」は立派な「ビジネス能力」の1つになる。人として魅力的でないと、難しい異文化の狭間の中では、なかなかモノを動かすことができないのだ。
具体的には、何でも効率よく成し遂げる力を持っている、一緒に居て面白くなにか可愛げがある、とても親切で、誠実でコソコソしない、清潔だ、そしてフェア(公正)、などが、普遍的にモテることの基本事項になってくる。それに洗練されたスマートさが加われば完璧だ。一方で言っていることとやっていることが違う人は絶対ダメだ。さらに、自分の力以上の派手な生活をしている人間は一時的にモテても、長期的に信頼はされない。

「外人との食事はめんどいし、しんどい。食事くらいは横文字ではなく「タテ文字」で仲間とだけでいいではないか」などと逃げてはいけない。日本では食事は黙々と静かに食べるのが良いこととされるが、国際社会では、マナーを守りながら楽しく話し合いをしながらの食事に参加することが、常識としてとても大事なのである。

先日も筆者が招待されたあるディナーで、テーブルの向こう側に座っておられた日本のえらい人が、自分の隣の日本のビジネスマンと一晩中話していて、ご自分の片側の西洋人のご婦人を全く無視し、結局一言も話さなかった。彼女はポツンとさせられて、これは大変失礼だ。その男性がモテるはずもなければ、彼女もこんな失礼で面白くない男性はないと不愉快に思うだろう。そしてその評判は、その後に彼女の口からあちこちに幅広く伝えられることになるのである。
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