一番わかりやすい グローバル人材の定義

Global: Biomes
Global: Biomes (Photo credit: SEDACMaps)












グローバル人材とは......いろんな定義があるように思えますが、語学ができる、相手の文化を理解しているetc
私の理解力が低いせいか、グローバル人材に関する、雑誌や新聞の記事を見ていても、いつもイメージがわかず、もやもやしていました。
しかし、今日、日経ビジネスオンラインの下記記事のグローバル人材とはこうなんだというのが
分かりやすく載っていました。



「Y氏の答えは私の予想とはまったく違っていた。

 「私の考えを事例でお答えしましょう。実話です。別に外国のことではありません」と、彼は静かに話し始めた。

 「あるマンションに若者が新たに引っ越してきた。その若者は何かにつけほかの住人とは違う行動をとる。特にゴミの出し方などが奔放で古くからいる住人が彼の後始末に困っているが、明確なルールが定められているわけではないので、強制的に従来の慣習に従わせるわけにもいかない。彼に意見しても、おそらく、にべもなく断られるだろうと思うと、面と向かって苦情を言い出せる人もいない」

 Y氏はこのような時こそ、グローバル人材の明確な技量が判定できると言う。

この時、ある人物が登場し、彼と住民の間に対話の場をアレンジし、最終的には双方が納得できる合意点を見いだした。それ以降、トラブルは解消した。この人物は、既存の住民と若者との間での対話、相互理解、合意に達することをファシリテートしたのである。このようなことができる人をグローバル人材と呼ぶ」

 これがY氏の定義である。もちろんそのためには中立な調停役として振る舞いや、膠着した状況で妥協点を見いだす斬新なアイデアなどが必要だ。さらにどちらからも信頼を得ることが必要だろう。

考え方が異なり、利害が対立する中で合意を得る

 私はこのような定義を初めて聞いたのだが、ほぼ100%我が意を得たりという気がした。これまで私の中でくすぶっていたグローバル人材のあるべき姿への思いが、見事に明確化されたように感じた。」

URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130213/243722/?P=2

日経ビジネスオンライン
本当のグローバル人材とはどんな人?
外国人だからいい、というわけではない
Enhanced by Zemanta

コメント

人気の投稿