海外人材、社内で育てる コンビニ、アジアを攻める(下) 現地の提携先選びカギ

Cited form 日本経済新聞

URL : http://www.nikkei.com/article/DGXDZO57218760R10C13A7TJ2000/

「インドネシア人はすぐ『私たちは勤勉じゃない』と言う。まずやってみようよ、と説くことから始まる」。諦めの早さを気質と片付けてしまえばそれまでだが、「日本のコンビニが積み上げてきた成功、失敗をうまく伝えられれば、5年でできるようになる」。アンディ氏は同胞の心にある見えない壁を取り払うことに注力する。

 13年春、ローソンが採用した新入社員は170人。その3割に当たる50人を外国人が占めた。新浪剛史CEOは「現地の事情を知る人材は海外展開で生かせる」とみる。

 提携企業との良好な関係を維持しながら、現地の事情に柔軟に対応できる人材を育てる。国ごとの違いが大きく、一筋縄ではいかないアジア市場の攻略。コンビニ各社は内なる国際化も求められている。

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